STEADYさんの懸垂マシンを購入して半年がたちました!
レビューしていきます。
- STEADY ST115の受け取り~使用までの状況
- 使用前に準備すること、組み立て時の注意点
- 実際に使用した感想(良い点と悪い点)
- STEADY ST115は買い推奨! の理由
- STEADY ST115の懸垂マシンを買うか迷っている
- 購入後の流れや使用感を知りたい
- 懸垂マシンが欲しいけど何を買えばよいかわからない
STEADY ST115 懸垂マシン(はしご型ハンドル)
- 価格:12,780円(税込) 楽天市場9月23日現在
- 独自のはしご型ハンドルバーにより通常の懸垂に加えてパラレル及び逆手の懸垂に対応
- 懸垂はもちろん、プッシュアップ、ディップス、レッグレイズなどに対応
- 耐荷重は150kg、100kgの人でも荷重懸垂できる(どんな体型でも使える
- 組み立て後のサイズや重さは一般的なモノで問題無し
- LINE登録で500日保証が適用されるため、安心して使用できる
配達時の荷姿と中身
20kg以上あるので、かなり重いです。サイズもそこそこあります。
部品点数は多めです。最初に不足部品がないか確認しておきましょう。
ネジやワッシャなどの小部品も多めです。こちらも不足がないか確認しておきましょう。
取扱説明書はとても簡易的ですが、You Tubeの組み立て動画を参考にして組み立てることになるので問題ありません。
You Tube動画は後述に記載しています。
着荷時に梱包の一部が破れて中身が少し出ていました。特に部品には傷などはありませんでした。
保証は通常1年ですが、LINEに登録するだけで500日保証に延長されます。必ずやっておきましょう。
組み立ての注意点
使用前に行う準備は組み立てだけです。
STEADYさんの動画を参考に組み立てる
組付けには少し時間を要しますが、動画で実際に組んでいく様子が見れますので分かりやすいです。
付属の紙の説明書は見なくてもよいくらいです。
特殊工具は残しておく
組み立て時に付属の特殊工具を使用する箇所が左右1か所ずつあります。
増し締めや分解、再組付けの時には特殊工具が必要になるので捨てずに残しておきましょう。
これがないと地味に分解不可能になるので、めちゃくちゃ困ると思います。
パイプの穴は下にして組む
この2か所のバーには小さな穴があります。
私は2本とも(意識せず)上向きに組んでいました。
上にして組ても機能に問題はありませんが、どうせなら下向きに組めばよかったと組み終わってから思いました。
樹脂ナットの特性に注意
付属のナットは緩み止めを目的に樹脂ナットになっています。
普通のボルトナットは軸力が発生するまではクルクル抵抗無く回りますが、ボルトでナット内側の樹脂(青い部分)を削りながら締めるので、締め始めから結構な抵抗があります。
気付くまではボルトかナットのネジ部の初期不良と思い、とても戸惑いました。
リーディングエッジのベンチでも樹脂ナットが付属されていたので、筋トレ器具では一般的なのかもしれません。
ボルトをどこまで締めるか
前述の通り、樹脂ナットはネジが掛かった瞬間から、それなりのトルク感があるんですよね。
普通のボルトナットなら大体の感覚がありますが、樹脂ナットは使い慣れていないのでどこまで締めればよいのか悩みました。
説明にもトルクの表記なんてありませんしね。
結果、私が最初に締めた時は緩すぎたようで、後で全ボルトの増し締めをやり直しました。
増し締め後は、緩みも発生しておらず快適に使用できています。
ご参考に、増し締めした後のボルトの出代はこんな感じ。
設置後でも全数の増し締めが可能
組み立て後に床に面している箇所にもボルトがありますが、この部分は設置状態で付属のスパナが入るスペースがあります。
組み立て設置後でも、増し締め可能です。
使用した感想(良い点)
十分な安定感
個々の部品(パイプ)が凄くしっかりしてる上に、組付け後のガタもないので安定感は十分です。
この価格帯なら、この安定感だけでも買ってよい商品だと思います。
塗装の質感が高い
塗装の質感が秀逸です。
マットブラックのオールブラック、シックでめちゃくちゃカッコいい。
やはり、見た目がよいとトレーニングのテンションが上がります。
写真で伝わるかわかりませんが、貼っておきます。
懸垂以外の種目もできる
懸垂だけでなくディップス、レッグレイズ、プッシュアップができるのは有難いです。
これ一台で脚以外はカバーできてしまうので、コスパが半端ないです。
劣化や緩みは感じない
半年ほど使用しましたが、塗装のヘタレもないし、ガタも増えてない、緩みも無く、まるで新品のようです。
何年でも使用できそうです。
使用した感想(悪い点)
足元のパイプが当たる
足元にもパイプが走っているので、懸垂終わりに脚に当たることがあります。
このパイプで剛性を保っているのかもしれませんが、無い方が使いやすくはあります。
幸いなことに私はゆっくりしか降りないのでそれほど気にはしていませんが、使い方はそれぞれなので購入前に確認しておいた方がよいと思います。
パラレル時にウェストパッドに当たる
ワイドで使用している時は問題ないのですが、パラレルで使用するとウェストパットに接触します。
ウェストパッドが回転するように変更されていて当たりにくく改善されていますが、人によっては当たります。
接触が気になる場合は外して使用することが良いかもしれません。
(付属のQ&Aに、外して使用できることは記載されています)
前後の揺さぶりには弱め
ハンドルを握った状態で後ろ側に力を加えると懸垂マシンごと浮きます。
私はトレーニングの動きで懸垂マシンが動いたことはないので、激しく前後に身体を振るようなイレギュラーな使い方をしなければ問題ないと思います。
このクラスの懸垂マシンの製品重量では仕方がないことだとも思います。
きしみ音
私の場合は、鳴る時と、鳴らない時があります。
鳴るときは赤丸の部分だけなります。
おそらく個体差もあるかと思います。
前項と同様に、この価格帯の懸垂マシンでは仕方がないことだとも思います。
まとめ
1万円代の懸垂マシンを検討している方は迷わず買ってよいと思います。
悪い点も記載しましたが、良い点のメリットが圧倒的です。
最初は1mmも上がらず絶望しましたが、ネガティブだけの懸垂を繰り返していると、いつの間にか上がるようになりました。
背中も少しずつですが、ボコボコしてきました。
長く使いたいと思えるお勧めの懸垂マシンです。
以上、ありがとうございました。